家のお茶の木で、再びお茶づくり
- G2one

- 5月20日
- 読了時間: 2分
前回の茶摘み体験が楽しかったので、今度は「家にあるお茶の木で作ってみよう!」と思い立ち、晴れた日にさっそく茶葉を摘みに出かけました。
といっても、皆さんが想像するような整った茶畑ではなく、山の斜面に自然に生えているお茶の木からの茶摘みです。(写真を撮ればよかったのに、すっかり夢中になってしまい…摘んでいる様子は撮り忘れてしまいました。)

摘んできた茶葉は、まず少し乾燥させてから調理開始。
今回は前回よりもさらに良いお茶を目指して、茎を極力取り除き、葉だけを選り分けてみました。手を加えずに育った、まさに自然そのままの茶葉です。

煎る工程は今回もホットプレートで。
これがなかなか時間のかかる地道な作業で、集中力も根気も必要ですが、私はこういう静かな時間がけっこう好きです。針のように整った煎茶にはなりませんでしたが(それはもう職人技ですね…)、自分なりには満足のいく仕上がりになりました。
そして、いよいよ試飲。
お茶を淹れてひと口含んだ瞬間、香りがふわっと口の中に広がり、鼻を抜けて、また口の中に戻ってくるような──そんな不思議な、ぐるぐると香りが巡る感覚を初めて味わいました。
味はとても素朴で、派手さはないけれど、これこそが昔から地元で親しまれてきたお茶なんだろうなと、しみじみ感じました。
市販のお茶のように旨味や香りのバランスが調整されたものとは違って、これはまさに「本来のお茶」。自然のままの茶葉で淹れた、ありのままの味でした。
あまり多くの茶葉は出来ないのですが、今年は、このお茶をゆっくり消費していきたいと思います。
そして、今後は毎年、作ろうかと思います。



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